はじめに

当団体のポリシー(2024年度)を以下にまとめました。2024年度の基本方針として掲げた『雇用・人材』『環境』『人権』『差別禁止』は、私たちの活動を支える揺るぎない基盤であり、皆様からの信頼に応え、持続可能な社会貢献を実現するための指針です。これらの原則を徹底することで、私たちは子どもたちに最高の教育と支援を届けることができると信じています。

1.雇用・人材に関する理念・方針(2024年)

困っている人たちを助けるためには、私たち自身が強くなる必要がある。また法人設立まもないため、力強く生き残っていく必要がある。そのために2024年度は、人材と雇用に関して以下の方針に基づき活動を行う。

1-1.汎用的なスキル分野に関しては、多様なバックグラウンドとスキルを持った人材リソース、具体的にはプロボノを最大限活用する。

1-2.中核的な価値を確立することが急務なので、学習プログラムの標準化・高度化を短期間で進める必要があり、そのための人材を確保することが急務である。

1-3.迅速な意思決定と実行を行えるか否かが生き残りの鍵となる。したがって、マネージメントチームは極小化する。

1-4.雇用には最大限の注意を払い、最善最良の義務をもって慎重に行う。

この方針を重視している背景

私たちの活動は、多様な才能と情熱を持つ人材によって支えられています。プロボノを含む多様なスキルを持つ人々が安心して活躍できる環境を整備することで、学習プログラムの質を向上させ、より多くの子どもたちに ピアノ教育支援 を届けることが可能になります。

スリムな経営体制は迅速な意思決定を可能にし、現場のニーズに即応することで、支援を必要とする子どもたちへ最適なサポートを提供します。一般社団法人みんなのピアノ協会は、『子どもがピアノを、あきらめない社会を。』の実現という使命を果たすため、組織としての健全性と透明性を何よりも大切にしています。

2.環境への取組みに関する方針(2024年)

私たちが取り扱う機材である電子ピアノ、電子キーボードは、長期間使用できるものである。このため受益者間のシェア(貸与)を前提とする。使ってきたお子さんの変遷をストーリー化するなど、新品よりシェアする物事にむしろ価値があるとするような取り組みを推進する。

この方針を重視している背景

私たちは、資源を大切にするという視点も重視しています。使用済み電子ピアノやキーボードを受益者間で共有する取り組みは、環境負荷を減らすだけでなく、コストを抑えながらより多くの子どもたちに学習機会を提供する #教育格差 対策にも繋がります。これは、持続可能な社会とデジタル・ピアノ教育 の普及に貢献する、私たちの具体的な行動です。

3.人権に関するポリシー(2024年)

以下の人件方針は、当団体の役員・従業員に適用するものとする。またその実現のために、すべてのパートナーの皆様にも、本方針を理解し、支持していただくことを願うものとする。

3-1.人権の尊重:

当団体は「国際人権章典」および国際労働機関(ILO)の「労働における基本的原則及び権利に関する宣言」に規定された人権を尊重するものとする。また「ビジネスと人権に関する国連指導原則」に則り事業活動を行うものとする。

3-1-1.差別:

当団体は、個人の人権と多様性を尊重するものとする。また、国籍・人権・民族・宗教・思想・性別・年齢・障がい・性自認・性的指向・雇用形態その他各国・各地の法令で保護されている特性による差別や、個人の尊厳を損なう行為を行いません。

3-1-2.ハラスメント:

当団体は、精神的、肉体的であるかを問わず、相手を傷つけるような言動やあらゆるハラスメントを行いません。

3-1-3.労働安全衛生:

当団体は、職場の安全・衛生に関する法令・ルールとその運用状況を確認し、安全で健康的な職場環境をつくります。

この方針を重視している背景

すべての子どもたちが安心して学び、成長できる環境を提供することは、私たちの活動の根幹です。『国際人権章典』やILOの宣言に基づき、人権を尊重し、いかなる差別やハラスメントも許容しない方針を徹底しています。これは、子どもたちだけでなく、私たちの活動に関わるすべての人々が、互いを尊重し、#音楽の力 を通じて豊かな心を育める安全な場を保障するための揺るぎない約束です。

透明性と責任感ー子どもたちの未来のために

これらの明確な方針のもと、一般社団法人みんなのピアノ協会は、透明性と責任感を持って活動を推進しています。皆様からの温かいご支援は、これらの強固な基盤の上に、子どもたちの未来を拓く確かな力となります。私たちは、健全な組織運営を通じて、皆様の期待に応え、より大きな社会貢献を目指してまいります。

(*)私たちの確かな方針と活動基盤が、子どもたちの未来を力強く拓きます。 皆様のご支援で、希望の輪を広げませんか?

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